大島紬とギターのコラボ(DIY)
こんにちわ!
今日は奄美大島の大島紬と、愛用のRickenbacker330をDIYでコラボしてみました。
コラボとは、”大島紬のピックガード作ってみよう!!”的なヤツです!
初めての作業で、失敗が続きましたが、、、なんとか完成しました。
それでは早速、作ってみましょう( ^^)!!
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先ずは、リッケンからピックガードを取り外し同じ形になるように、アクリル板に油性マジックで形をとります。
イイ感じに描けたら、次はプラ板用のカッターで切り出します。
最初は線を引くように薄く溝を作って徐々に深くしていくんですけど、この作業は僕的に一番大変でした。アクリル板を切る用の超音波カッターやレーザーカッターなど便利なものが色々とあるようなのですが、今のところ自分はアクリル板で頻繁に作業するわけでも無いので、安く済ませようとプラバン用のカッター(約600円)で行いました。
何が大変かというと、まずこのカッターでアクリル板を切るには、通常3分の2位まで切り込みを入れてパキッと折るんですけど、これは直線を切る場合の話しで、今回のようなカーブがあるもので同じことをすると予想外のところから割れてしまいます。そして、切り込みを入れるにも黒板を爪で引っ掻くようなしんどい音に加え、少しずつしか削れないので時間がかかります。(昼に行うのが吉)
実際に、自分は2枚失敗しました。。。トホホ。。
最終的に、切り込みを3分の2ではなく10分の9以上入れて割ったらカーブでも上手くいきました。
ピックガードの形に切り出せたら、次はドリル(手動)でネジやポットなどの穴をあけていきます。
ポットは径が大きいのでリーマーで穴を広げます。
イイ感じです!
試しに装着!切り出しはバッチリです!
そしてネジ穴や、ポット穴の径を調節します。内部構造が見えるのも新鮮ですね。
ピックガードの周りをヤスリで整えます。
当初、接着剤で大島紬とアクリル板を接着させる予定でしたが、アクリル板を張り付けた後、ゆっくり柄の場所を調節したかったので、短い時間で固まる接着剤ではなく、紫外線で固まるレジンで接着することにしました。
先ほどのアクリル板に満遍なくレジンを広げて
接着!!!!! ヒャッホー!!
ん????なんか黒くない???
これって固まったら、元に戻るのかな???
レジンと布でアクセサリーを作っている人のブログを見ていたら、どうやら元に戻らないみたいですね。。。ここまで来て失敗。。。
気を取り直してもう一度。レジンで布を接着する場合、変色させたくなければ木工用ボンドやトップコートなどでレジンが染みないようにコーティングするといいみたいですね!
ということで、自分はダイソーのデコパージュを使用しました。デコパージュを大島紬の両面にしっかりと塗り固めます。
ん~。。といっても少し紬が暗くなるな~。
そして、再び紬とアクリル板を接着!!気泡を抑えるために、筋トレ用の重りを載せました。レジンで接着した個所とそうでない箇所の色の違いがあまりないように感じられます。
乾いたら、ひっくり返して紬側にもレジンを塗り固めます。
裏面は少し気泡があるけど結構うまくいってる感じ!
そして表面。表面は何も塗っていないのですが、レジンがつかないようにあらかじめ安いセロテープでマスキングしてました。セロテープをはがすと。。。
ムチャムチャ(ベタベタ)しますね。
もう使えないくらいムチャムチャ。
そしてなかなか取れない。
台所用洗剤のジョイで洗ったり、レジンクリーナーで洗ったり、色々したんですけどなかなか取れない。ネットで調べたら消毒用のアルコールがいいということだったので、時間をかけて試したところ少しは落ちましたが、まだまだ足りません。
ムチャムチャはどうせ透明だし、もう諦めてムチャムチャの上からレジンを塗ってごまかそうと思いレジンを塗ったんですけれども、一部何故か著しくレジンをはじく箇所があり、よっぽど格好悪かったので、やっぱりレジンクリーナーでそのレジンを落としました。その時、奇跡的にレジンとムチャムチャが一緒に落ちて奇麗になりました。本当に良かった。
そして、再度ネジやポットの穴を開ける。
上手くいきました。イイ感じですね!
いよいよリッケンに装着!!
はいっ!今リッケンに地元愛が宿りました。
少し暗めだけど結構格好いいです!
気に入りました。
◇ 反省点◇
・プラ板用カッターでアクリル板の曲線を切るときは、しっかりと切り込みを入れる。
・レジンを直接紬に触れさせると紬が変色してしまうので直接つかないようにする。
・マスキングは安いセロテープではなく、剥がしやすいテープで貼る。
<さいごに>
リッケンに元々ついているピックガードも好きなんですけど、最近なんか地元のもの(今回は大島紬)を自分の好きな音楽に取り入れたいという思いがありまして、やってみることにしました。
大島紬は色んな柄があるんですけれども、今回使用した「秋名バラ」は龍郷町秋名の伝統的な柄で「ざる」をモチーフにしたものだそうです。気になる方は是非チェックしてみてください。実物の紬は艶があってとてもキレイですよ~。
<追加>
ブログをアップした後、妻がエクセルとワードを駆使して龍郷柄のシールを作ってくれました!
そしてシールを こう!!
おぉ!!さらに良くなった!
ありがとう妻!
ここまで記事を読んでくれてありがとうございました!
Siki.Mという名前でyoutubeに演奏動画やオリジナルソングを配信していますので、よろしければ見に来てください!!
https://www.youtube.com/channel/UCR-ByTiqNy22cTYpmLuH8vw